計画が頓挫した那覇市の龍柱。工事遅延の理由がとんでもないと那覇市民の怒りを買う。

那覇の玄関口に建設が予定されていた、龍柱。

この龍柱が中国の属国の象徴であることや、一括交付金を使って中国企業に発注されているこどなどから、「ごますり龍柱」とも呼ばれ、那覇市民を中心にこの計画の中止を求める声が高まっていました。

4月8日、那覇市が平成26年度の交付金の未執行分について27年度への繰り越しを見送ったことが分かりました。

◆那覇のシンボル像「龍柱」設置が暗礁に 市が交付金求めず 事業中止が濃厚(2015年4月8日 産経新聞)
http://www.sankei.com/politics/news/150408/plt1504080017-n1.html

現在、工事は事実上、ストップした形になっています。

4月10日、沖縄タイムス・琉球新報の報道を受けて、現地を視察に訪れた那覇市議団。

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那覇市議の奥間議員のFacebookによると

・全体の執行率は約85%。
・交付金は、完成させれば返還する必要はないだろう、とのこと。(しかし執行した分だけにしか使えない)
・完成させなければ、事業に係る交付金の全額返還もあり得る。

 

4月12日、那覇市は、市の単独予算で工事を続行することを決定しました。

 

◆那覇市「龍柱」単独予算で完成へ 一括交付金繰り越し断念(沖縄タイムス)
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=111429

 

龍柱に反対する市民の会」によれば、沖縄タイムスの記事には以下の問題点があります。

  • 沖縄タイムスは、龍柱反対署名が、既に2万6千筆も集まり提出されていることを報道していない。
  • 「一括交付金繰り越し断念」表現は、間違いです。多額の費用を8割も出してくれる国との約束の期限を、2年連続で間に合わせないから、断られたのです。
  • 「那覇市「龍柱」単独予算で完成へ」この表現に、『自己決定権』という極左イデオロギーの価値観誘導が見られます。ずさんな建設計画をし、無茶苦茶なツジツマ合わせの連続をし、期限に間に合わないシクジリをしておいて、お国に頂けなくなった金額を誰が払うのか、分かっていない!!
  • 龍柱建設に疑問と反対をしている議員が、議題になった時点からずっと議会で質問や意見を述べている事を書かない。
  • この一括交付金、その中の人材育成などで、建築費に充てる物ではないソフト交付金を利用した矛盾点と、建築自体のお金の動きが、不明瞭で疑問を持つ物だという説明が無い。
  • 建築自体の安全性についての大きな心配と疑問が発生している事に触れていない。 計画時に50m掘る基礎工事だった物を、25mで止めている。 埋め立て地で砂地の弱い地盤に15mの高さで重い花崗岩製。基礎工事が難工事もあって建設期間が延びている。
  • 知事選中に、不人気、不評が明らかな龍柱建設を、目立たせないために工事を止めていた。この事が建設期間をのばしている。 工事停止時に管理費用が発生している。
  • 沖縄県民、那覇市民、那覇市西地域(松山 若狭 久米 辻 西 東 前島)の地域住民のほとんどが知らない、説明されていない。那覇市の広報に一度も載った事が無い。

 

那覇市(城間幹子市長)は、約1億円の追加補正予算(全て市の持ち出し)を上げて、龍柱を完成させる方針をすでに固めました。4月下旬の市議会で38名の議員による多数決で決定される見込み。現状ではこのまま那覇市民の税金が投入されて、工事が再開される可能性が出ています。

工事総額は当初の2億1000万円を大幅に上回り、3億2000万にものぼります。工事費用が予定より大幅に超過した主な原因は、翁長知事が自らの選挙期間中に、龍柱問題がクローズアップされてイメージダウンになることをおそれ、工事を何度も中断させていたためだという指摘がなされています。

もしもこの指摘が真実であれば、翁長知事は自らの選挙を有利に進めるために、龍柱の工事を中断、遅延させ、結果として那覇市に1億円以上の損害を与えたことになります。工事そのものが頓挫し、一括交付金の返還を迫られた場合は、その損害額は3億円を超えます。

翁長知事は、那覇市長時代から「辺野古移設反対」「米軍基地反対」運動の先頭に立ち続け、あたかも「沖縄の民意」を代表しているかのように報道されています。しかしその実態はどうでしょうか? 2万以上のもの「龍柱反対」署名を集めた那覇市民の「民意」は無視し、十分な議論も尽くさぬまま、国民や那覇市民の血税を中国に献上しようとしています。

 

翁長知事は4月14日、河野洋平元衆院議長とともに訪中し、李克強首相と面会しました。

◆翁長知事、中国首相と面談 那覇―福州の定期便開設を要望(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241811-storytopic-4.html

 

(写真:産経新聞より)

北京の人民大会堂で中国の李克強首相(右端)と会談する河野洋平元衆院議長(右から2人目)。左端は沖縄県の翁長雄志知事
北京の人民大会堂で中国の李克強首相(右)と握手する沖縄県の翁長雄志知事

 

当初の計画では、龍柱は3月24日が工事期限となっており、3月末までの完成を目指していました。

予定どおり工事が進んでいれば、海に向かってそそり立つ巨大な龍柱は、今回の訪中の事実上の「手土産」となっていたことになります。

あまりにも不明朗な部分の多い、龍柱建設計画。翁長知事と中国との密接な関係についても、今後の真相の解明が望まれます。