糸数慶子参院議員が記者会見「県民は独立を視野に入れている」

糸数慶子参院議員は、9月14日午後6時から、東京の外国特派員協会で記者会見を行い、「県民は独立も視野に入れて(基地反対の)運動をしている」と述べました。

会見を行ったのは、以下の3名です。

伊波洋一 参院議員(元宜野湾市長)
糸数慶子 参院議員(沖縄社会大衆党)
上村英明 (市民外交センター代表・恵泉女学園大学教授)

この日の会見は、沖縄県東村への米軍ヘリパッド(離着陸帯)移設工事に関するものでしたが、会見の中で糸数議員は琉球独立に触れ、次のように述べました。

(映像34分28秒より)

糸数慶子
「本土復帰すれば、憲法9条の下で平和に暮らせる、人権が守られると思っていたが、71年たった今も沖縄の人々の命や人権、そして自己決定権が守られているかというとまったく逆で、ますます抑圧されている。県民の思いがまったく届かない、自己決定権すらないのであれば、独立をしたほうがいいのではないかという動きがあることも事実です。

でもこれは、ある意地、沖縄全体がそういう状況になっているわけではなく、そういう動きがあるということは、これだけ日本政府が県民の思いを、47都道府県の中で抑圧している。それが基地に端的に表れている。県民の89%が辺野古に基地はいらない、高江にヘリパットは要らないといっても、それを聞き入れない政府に対する一つの意思表示が、「独立したい」という思いに、沖縄の人たちが知事を先頭にして頑張っている状況が受け入れられていないという形が、「琉球は独立してもいいんじゃないか」という思いにつながっていると思います。」

(映像39分より)

伊波洋一
「沖縄における自己決定権を求める動きというのは、3つあると思います。一つは、先住民族の国連等の権利を実現することによって、沖縄の立場をしっかりとするものにしたいという流れ。

もう一つは、沖縄への基地の押し付けに対して、「島ぐるみ会議」という大きな取り組みが行われ、市町村ごとで組織が作られ、今、辺野古・高江を戦っている流れになっている。私も選挙においては、その方々の応援を受けました。

もう一つは、「琉球民族独立学会」という、琉球の独立を研究・執行しようという流れがあって、300名ほどの会員を獲得し、多くの県民の共感を得ている。

この3つが融合しあって、沖縄全体の中で自己決定権を求める動きになっている。」

 

(1時間24分25秒)

(質問)このまま基地問題が解決しなければ、県民世論が独立論に傾いていくことは考えられるか。

糸数慶子

「結論から申し上げますと、その独立も視野に入れて県民は運動していると思います。

日本政府に任せた状態で基地をつくっていくと、いずれコザ暴動と同じような暴動が、起こりかねませんよと、私はいつも言っています。もうこれ以上が我慢できないという、我慢の限度にくると、先ほどいった状況(暴動)で、独立ということも考えられると思います。

なぜなら、昔はアジアの国々と交易をし、きちんと琉球王国として成り立っていた時代があるわけですから、そういうことも視野に考えられるということです」

 

伊波洋一
「高江でも、スピーチをする人の中に「沖縄の独立」ということを言う方もいる。私は、ゆくゆくはシンガポールのような形で、沖縄も自立できるかもしれないという夢を持っている」

 

また、上村英明教授は「沖縄の人々は自己決定権(Right of self-determination)を持っている」と何度も繰り返し強調しました。